格安スマホ比較

格安スマホ 実測でわかる真の通信速度

格安スマホにおいて、議論されがちな「通信速度」ですが、通信速度といっても、場面や条件によってその意味合いは全く異なります。

 

特に格安スマホは、時間帯によって、また会社によって速度が全然違うということがあたりまえになっています。そのため、「速度が速い」といった一言ではなく、本当の意味での快適な通信速度を誇る会社を選ばなければなりません。

 

そして、そういった優良MVNO(格安スマホを取り扱っている会社)を見分けるためのポイントは、時間帯・計測日に関わらず、常に安定した速度を記録していて、ストレスなく通信を行えるということになります。

 

魔の12時台とは?

格安スマホは、登場以来すごいスピードで成長しています。サービス開始当初に目立ったデメリットもどんどん無くなってきており、格安スマホユーザー数の伸びが、何より満足度の高さを物語っています。

 

 

そんな中、格安スマホのデメリットは何なのか挙げろと言われれば、唯一にして最大のデメリットは、”魔の12時台”だと言わざるを得ないでしょう。

 

 

格安スマホにおける、”魔の12時台”とは、昼の12時台の通信速度が極端に遅くなってしまうというもので、全MVNOにおいて、主に都心で例外なく発生する現象。

 

 

この理由は、都市中の会社員が一斉に昼休みに突入し、一時的に回線利用ユーザーが激増するから。三大キャリアは十分な回線を持っているので速度がそこまで落ち込むことはないですが、MVNOはどうしても所有回線量に限りがあるので、このような現象が起こります。

 

 

 

管理人も、都心で勤務していて、だいたい12時台に休憩するのですが、実際にネットを見たり、ソーシャルゲームをすると、速度の遅さを体感します(LINEやSNS程度なら支障なし)。

 

 

私は、休憩時間のスマホ仕様はSNSやメールチェックがメインなので困ることはあまりないですが、昼休みに都心でガンガン通信するという方は覚悟が必要です。

 

 

進化を続けている格安スマホではありますが、この魔の12時台に関しては、まだ当分改善は難しそうです。格安スマホのデメリットは?と聞かれれば、私は「昼の12時台の通信速度が遅いことだ。」と答えています。

 

選ぶMVNOによって出現する、真の恐怖「魔の20時台」

 

実は、他の時間帯にも使用ユーザーの多い時間帯というものがあり、一般的に朝8時台や夜20時〜22時台の使用量が増加すると言われています。ただ、これらの時間帯に関しては12時台ほどの極端な増加ではありません。

 

特に8時台に関しては、概ねどのMVNOも対応を完了していて、速度が遅くなることはなくなってきています。

 

 

一方、重要なのが、20時〜22時台に関しては、MVNOによって通信速度が全然違うということ。12時台に比べて時間帯が長い上に、スマホ使用も活発化するため、速度の遅い会社と契約してしまうとかなりストレスがたまります

 

 

全MVNOが一律で速度低下する12時台とは違い、8時台や20時台は、回線を多く用意することで対応が可能。しかし、しっかり対応している会社としていない会社が明確に存在していて、これらのMVNO間での速度はびっくりするくらい違ってくるのです

 

 

そして、この部分こそが、どのMVNOと契約するかに置いて最も重要なポイントだと思います。

 

「本当に高速通信なのか?」実測で見えてくる真実

20時台の通信速度が会社によって全然違うと言いましたが、「高速通信」と宣伝している会社だからといって、安心するのは危険です。

 

なぜなら、高速通信と言いながら、実は20時台以降に遅い会社というパターンがあるから。これは、例えばユーザー通信量の少ない時間帯に高速数値を記録すれば、これはこれで高速通信だと言い張ることができてしまいます。しかし、実際は混雑時には通信速度が低下する、といったパターンがしばしばあり、高速通信=常に高速とは限りません。

 

 

そこで、本当の意味での通信速度を測るために、各方面で実測テストが毎日のように行われています。会社側の自己申告ではなく、実際に速度を測り、真実の値を算出するという素晴らしいテストです。このテストで速い速度を記録し、かつ、いつ測っても速い速度を維持している会社を選べば間違いないということになります。

 

 

結果としては、明確に出ていて、Y!mobile、mineo、UQmobile、といった会社が優良かつ高速な数値を安定的に記録しています。他には、少し速度では劣るが安定感と信頼性のあるIIJ mio、多少不安定が目立つが比較的速い数値を記録しているNifMoなども基準値以上と言えます。

 

 

Y!mibileは、ウィルコムから派生していて、現在SoftBankの子会社です。そのため、キャリアとMVNOの中間的存在であり、料金の高さが目立ちます。そのかわり、店舗があったり、電話のかけ放題が安い、速度が速いといった、キャリア的性質も兼ね備えているため、電話を多くかける方や、多少値段が上がってもサービス重視だという方へはオススメです。

 

mineoは、圧倒的なお客様目線が有名で、速度も安定して速いため、やはり一番のオススメといえます。管理人もmineoと契約しています。値段も安くサービスも充実しているので、多くの人はmineoが一番満足できるのではないでしょうか。

 

UQmobileは、WiMAXの会社がやっている格安スマホで、通信品質の良さが好評。ただ、データ容量が3GBしかない、プランが少ない、サービスが薄いといった、まだまだMVNOとして未成熟な面もあります。現状では、UQmobileを選ぶなら、mineoを選んだほうが良いという状態です。

 

 

以上が、本当の意味での、通信速度から見るオススメのMVNOということになります。

 

ちなみに、シェアと知名度の割に、速度が不安定かつ遅いMVNOとして、楽天モバイルが挙げられます。楽天モバイルは、ポイントなどのサービスが充実している一方、本来重要なスマホ使用面において、粗さが目立つので要注意です。

今月のおすすめ格安SIM

ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクの子会社で、キャリアと格安SIMの良いとこどりができる現状最もバランスが良いブランドです。ソフトバンクと変わらずストレスの無い通信速度の一方で料金が大幅に安くなっています。初めての格安SIMであったり、安くなっても品質を落としたくないという人に特にオススメ。基本料金の中に10分かけ放題が含まれていたりキャンペーンが他社より豪華だったりと死角なし。ソフトバンクからの乗り換えでも乗り換え割が適用されるので、すべての人にまずは検討して欲しい格安SIMです。

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