Y!mobile(ワイモバイル)はSoftBankの子会社で、同じSoftBank回線を使いながらも料金を安く抑えたブランドです。
キャリアよりも安くて格安SIMより速度が速いので、はじめての格安SIMに不安を抱えている人やキャリアのプラン内容からなるべく変えずに乗り換えたい人に特に人気が高いです。
その他にもかけ放題の充実やプランのわかりやすさ・お得さがポイント。今キャリアを使っていてスマホ代を下げたい人や、格安SIMの通信速度に満足できない人はぜひともチェックすべきブランドですよ!
ワイモバイルの特長は?

Y!mobileポイント
①キャリアの速度やサポートと格安SIMの安さを兼ね備えている
②全部コミコミで1,480円〜のシンプルなかけ放題つきプラン
③家族割で一家まとめて大幅節約できる
④SoftBankのWi-Fiスポットが使える
⑤無料でYahooプレミアム会員になれる
ワイモバイルはキャリアからの乗り換えなら基本的にメリットしか無いですが、人によってお得さは変わってきます。この特長に魅力を多く感じるほど満足度は高くなるでしょう。
また、キャリアや格安SIMとの違いについてもしっかり知っておくことで、自分に合ったスタイルで会社やプラン選びができます。それぞれ詳細について見ていきましょう!
注意ポイント
ワイモバイルはSoftBankの子会社なので、SoftBankからの乗り換えには割引が適用されずかなりの損をしてしまいます。SoftBankユーザーはワイモバイルと同様の立ち位置でau子会社のUQモバイルが断然おすすめ。こちらも高速通信と安くてシンプルなプランが人気なのでチェックしてみてください!
キャリアと格安SIMの良いとこ取り
ワイモバイルの最大の特長は、キャリアの子会社なのでキャリアと格安SIMの両方の良い部分をバランスよく持っていることです。
・キャリアよりもスマホ代が安い
・格安SIMよりも通信速度が速い
・格安SIMに比べて店舗が多いのでサポートが安心
それぞれのポイントについて見てみましょう。
キャリアよりもスマホ代が安い
ワイモバイルはSoftBankの子会社ですが、もともとはウィルコムやYahooJAPANの運営する格安携帯事業が母体となっていて、料金の安さは今でも引き継がれています。
総務省の発表では、キャリアのスマホ代は今の40%が適正とのこと。格安SIMが安いというよりはキャリアが高すぎる状況なので、値段をひとまわり安くしても品質を下げずに十分にサービス提供が可能なのです。
そのためワイモバイルは単純にSoftBankを安くしたような、コスパの良いブランドになっています。
格安SIMよりも通信速度が速い
格安SIMブームでキャリア離れが深刻化する中、SoftBankはキャリアよりも一段階安いブランドとしてワイモバイルにとても力を入れています。
ワイモバイルの通信速度は普段使いから動画視聴まで一切ストレスを感じないほど高速で、体感速度はキャリアと変わりません。もちろん格安SIMより格段に速いです。
格安SIMへの乗り換えをためらう人の最大の原因が速度品質の不安なので、ワイモバイルなら安心して乗り換えできるでしょう。通信品質を気にせずスマホ代だけ下げられるというのは何より人気のポイントとなっています。
スマホ台を下げたいけど速度低下は絶対にいやだという人は、ワイモバイルがまさにぴったりです。
格安SIMに比べ店舗が多いのでサポートも安心
ワイモバイルはもともとあった店舗に加えてどんどん店舗を増やし、またSoftBankとの合同店舗などもあって店舗数はとても多いです。
格安SIMは店舗の少なさも安い理由のひとつになっているため店舗の拡大は限定的で、いざ故障などのトラブルが生じた時には復旧まで時間がかかることも。
安くてもしっかりとした店舗サポートが受けられるというのはとても安心です。
全部コミコミで1,480円〜のかけ放題つきプラン
ワイモバイルではプラン選びのシンプルさも人気で、通信のデータ使用量で自分にあったプランを簡単に見つけられます。
通信容量によって3種類のプランから選べます。どのプランも1回あたり10分以内の発信が何度でも無料になるかけ放題がついています。
プランS | プランM | プランL | |
データ容量 | 3GB | 9GB | 21GB |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
かけ放題 | あり | あり | あり |
かけ放題つきの十分なデータ容量でこの月額というのは驚きですが、乗り換え割が適用されてこの値段になっています。
乗り換え割の内容は「1年間の月額料金1,000円引き・2年間のデータ容量増加」なので1年経つと月額は1,000円アップしてしまいます。ところがそれでも料金はキャリアより断然安いので、最初の1年間は乗り換えボーナスがついているものと考えましょう。
乗り換え割が終わってもなお料金は安めですし、乗り換え割の終わるタイミングで他社に乗り換えればさらに割引を受け続けることができます。
長い目で見てトータルでスマホ代を大きく下げられるのはワイモバイルの大きな特長と言えます。
家族割で一家まとめて大幅節約できる
ワイモバイルには家族割があり、2回線目以降の契約はすべて月額料金から500円が割引されます。スマホプランSだと月額料金は1,480円になるのでかなりお得。
家族が多いほど割引額も大きくなるので、「一家のスマホ代が高くてつらい!」という人はまとめて乗り換えてしまえば年間で莫大な節約ができてしまうのでオススメです。
SoftBankのWiFiスポットが使える
ワイモバイルでは、全国のSoftBank Wi-Fiスポットを無料で利用できます。外出先でWi-Fiを利用できるので快適な通信ができる上に通信容量の節約にもなります。
Wi-Fiスポットは、駅や空港だけでなく、カフェやレストラン、商店街、コンビニにまで多くあります。普段からWiFiスポットを利用するようにすることでさらに節約も可能です。
無料でYahooプレミアム会員になれる
ワイモバイルにはYahooプレミアムの会員権が無料でついてきます。特典内容は↓
Yahooプレミアム特典
・Yahooショッピング、LOHACOでの買い物がいつでもTポイント5倍に
・雑誌100誌&マンガ10,000冊が読み放題に
・お買いものあんしん補償で年最大10万円の補償が受け取れる
・ヤフオク!を制限無しでご利用可能
・Yahoo!かんたんバックアップのデータ容量が、無制限で利用可能
・おとくな割引クーポンが使い放題
・スポナビライブが月額980円に(通常価格 月額1,480円)
Yahooプレミアムは通常月額500円ですが、ワイモバイルユーザーならこれらの特典が無料でついてきます。特にYahooショッピングをよく利用する人やマンガを読むのが好きな人にはかなりお得な特典になっています。
Y!mobileに乗り換える際に気をつけること
ワイモバイルはキャリアからの乗り換えにはメリットだらけですが、気をつけることがいくつかありますのでチェックしておきましょう。
現在SoftBankを使っている人は、乗り換え割が適用されない
ワイモバイルはSoftBankの子会社なので、現在SoftBankの人は残念ながら乗り換え割が適用されません。乗り換え割があるのとないのではお得さが全然違ってくるのでSoftBankユーザーの人にワイモバイルへの乗り換えはオススメできません。
SoftBankからの乗り換えなら、au子会社でワイモバイルと同じ立ち位置にあるUQモバイルを検討してみてください。
キャリアや格安SIMより劣る部分もある
ワイモバイルはキャリアと格安SIMのいいとこ取りをしています。速度やサービス品質と料金をバランスよくすることでメリットを組み合わせているのです。
ところが、裏を返せばワイモバイルはキャリアと格安SIMの悪い部分も併せ持っていることになります。具体的には2年縛りがあるなどキャリアの悪い契約形態が受け継がれていたり、格安SIMより料金が高いといった特長です。
ワイモバイルはこんな人におすすめ!
ワイモバイルについてまとめると、
ポイント
・どのキャリアよりも安く、どの格安SIMよりも速度が速い
・キャリアと変わらない品質・サポートではじめての格安SIMでも安心
・家族で乗り換えればスマホ代を年間大きく節約できる
といった部分がポイントです。SoftBank以外の全キャリアユーザーにメリットがある会社になっているので、スマホ代が高いと感じるならぜひともチェックしてみてくださいね!