格安スマホという言葉も当たり前になり、CMもよく見かけるようになった最近ですが、格安スマホのユーザー数・シェアは一体どうなっているのでしょうか?実際どれくらい人気なのかって気になりますよね。
そこで、最新の格安スマホの市場動向について調査、まとめてみました。
【最新】格安スマホのユーザー数・シェア動向2016年
MM総研が2016年6月15日に発表した最新のMVNO市場調査によると、格安スマホの契約数は2016年3月末の時点で539.4万回線となっています。これは、前年比で65%増の数値なので、かなり飛躍的に市場が伸びていることがわかります。
(出典:http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120160615600)
一方、モバイル市場全体のシェアでいうと約3%ほどなので、シェア自体は意外と少ないという印象です。ただ、莫大な日本のモバイル市場において、毎年1%近くのシェアを塗り替えていることを考えれば、将来の数値が楽しみなところではあります。
また、今後の予測については、2018年3月末の時点で1,170万回線に達するとの数値が発表されています。これは、2016年の2倍以上の契約数ということになり、今後格安スマホの成長率はどんどん加速していきそうです。
格安スマホは、年々デメリットを改善し、キャリアに無い新たなサービスも生まれ続けています。認知度も高まってきたので、今後さらにデメリット面が改善されていけば、爆発的なユーザーの伸びも起こりうるかもしれませんね。
格安スマホ内のシェア動向
そんな人気上昇中の格安スマホですが、格安スマホの中では、どのMVNOのシェアが高いのでしょうか?おもしろい結果が発表されていたので紹介します。
これは、一年間でのシェアの推移ですが、何より着目すべきは、楽天モバイルやmineoなどの新鋭格安スマホが一気に市場を伸ばしている点です。
1位のNTTはOCNモバイル、2位のインターネットイニシアティブはIIJmioを提供していますが、この2社は順位は維持しているものの、シェア自体は減少していることがわかります。
というのも、この2社は、もともと通信事業者なので、格安スマホ参入の早さと知名度で人気があった会社です。一方、楽天モバイルやmineoはサービス面などの独自性を前面に押し出した、新世代格安スマホ。上位2社の通信速度が遅く、サービスも充実していないことを考えれば、近い将来シェアは取って代わられることになると思います。
そして、何より、格安スマホ市場自体がまだ始まって間も無いので、このシェアの動向は、毎年大きな変動が予測されます。今後の調査発表も楽しみですね。最新の結果が発表され次第、当サイトでも紹介していきたいと思います。
ちなみに、個人的には楽天、mineoの他に、TONEモバイルやfreetelなんかがシェアを伸ばすんじゃ無いかと感じています。毎年新しいMVNO、新しいサービスが出てきて、管理人も楽しいです(笑)
まとめ
格安スマホは、市場自体が浅く、今まさに時代の節目にあります。おそらく、すでに格安スマホに乗り換えているという方は最先端ですね。
調査結果からもわかるように、格安スマホのユーザー数が今後も伸びていくことは必然的であると思われます。今はまだなんとなくキャリアを使っているという方も、いずれ格安スマホへの興味は高まるんじゃ無いでしょうか?
早く乗り換えれば乗り換えるほど大きく得をすることになりますので、気になる方はぜひ早めの乗り換えを検討してみてください♪