まずは結論から。今もこの先もずっと速い格安SIMはコレ!
速度の速い格安SIMを選ぶとき、実際のユーザーの声を気にしすぎると混乱してしまいます。時期や時間などの多くの条件が関係していて、しかも回線というのは100%いつも速いというのは不可能だからです。
どうしてもこだわりのある格安SIMがあるなら別ですが、確実に速度の速い格安SIMを使いたいなら、サービス開始から常に速度の速い、速度実績のあるSIMの中から選べば失敗はほぼ無いでしょう。
そしてそういった格安SIMが3社ほどありますので、まずはその中から自分にあったSIMを探してみてください!
速度で選ぶおすすめMVNOランキング
【第1位】UQ mobile
UQ mobileは、格安SIMの中では通信速度の速さは圧倒的です。UQ mobileはauの子会社ということもあり、格安SIMとキャリアの中間的な立場にあるので、auの恩恵を受けてる分他社では絶対に真似できない速度を実現しているのです。
その分料金も他の格安SIMと比べると少し高く、2年縛りがあったりとauの悪い部分も受け継いでいるのには注意が必要ですが、それでもキャリアと比べると大幅に安くなります。
通信速度はauなどのキャリアと全く変わらない数値を記録しているので、今キャリアを使っているならメリットしかないことは間違いありません。料金の削減幅よりも絶対に速度を落としたくない方にはUQ mobileをオススメします。
【第2位】LINEモバイル
LINEモバイルは、低価格帯格安SIMの中でダントツに速い格安SIM。純粋な計測数値の大きさではUQ mobileに劣るものの、人間は1Mbps以上の通信速度は体感的に区別できないので、実質はほとんど変わりません。
それでいて料金の安さもトップクラスなので、コスパで見ると完全にNo.1です。格安SIMが苦戦しがちな平日昼の12時台でも高速数値を記録しており、一日中ストレスなく通信できるでしょう。
LINEモバイルは比較的新しい格安SIMなので、この速度がずっと続くのかが心配されていましたが、この半年間高速を維持しているので、安定感についても問題なさそうです。
UQモバイルほどの圧倒的な速さより安くて速い格安SIMを選ぶなら、LINEモバイルがおすすめです。
【第3位】mineo
mineoは、速度だけでなくあらゆる面で人気が高い格安SIM。通信速度に関しても、時期に関わらず安定して常に上位を維持しています。12時台の速度では1Mbpsを切ることがありますが、格安SIMの中では上位です。
また、mineoはどこよりもユーザーの満足度に力を入れていて、通信速度に関しても妥協することは決してないため、今後も速度が遅くなるようなことはなく、むしろ積極的に設備増強に取り組んでいるという安心感も強みです。
加えてmineoならではの独自サービスも豊富なので、速度だけでなくサービスにもこだわりたい人にはmineoがおすすめです。
格安SIM平均通信速度の比較表
格安SIMの通信速度で大切なのが、時期に関わらず常に安定して高い数値を記録しているかどうかということです。
そこで、2018年度版最新の、格安SIM各社の平均速度を時間帯別にまとめてみました。あまり古いデータは省いていますが、平均速度なので各社の速度品質を比べるのに最適だと思います。
12時 | 17時 | 20時 | 22時 | 評価 | |
---|---|---|---|---|---|
mineo(docomo) | 0.81Mbps | 11.00Mbps | 8.40Mbps | 6.00Mbps | ◯ |
mineo(au) | 0.42Mbps | 7.66Mbps | 4.72Mbps | 3.27Mbps | △ |
DMMモバイル | 0.53Mbps | 12.29Mbps | 8.30Mbps | 6.05Mbps | ◯ |
NifMo | 0.40Mbps | 17.05Mbps | 9.08Mbps | 6.76Mbps | ◯ |
UQ mobile | 13.55Mbps | 16.23Mbps | 13.97Mbps | 16.50Mbps | ◎ |
楽天モバイル | 0.57Mbps | 8.92Mbps | 5.36Mbps | 2.03Mbps | △ |
BIGLOBE | 0.39Mbps | 11.05Mbps | 5.66Mbps | 4.16Mbps | △ |
OCNモバイルONE | 0.58Mbps | 6.87Mbps | 5.39Mbps | 4.52Mbps | △ |
LINEモバイル | 6.5Mbps | 13.05Mbps | 12.03Mbps | 9.76Mbps | ◎ |
DTI SIM | 0.46Mbps | 4.93Mbps | 3.92Mbps | 1.75Mbps | △ |
IIJmio | 0.45Mbps | 13.81Mbps | 7.89Mbps | 5.82Mbps | ◯ |
参考サイト:http://yesmvno.com/speed-hikaku-no2/
スマホで快適な通信をするのに必要な数値は、1.00Mbpsと言われています。ですので、速度を比較するときは数値の大きさよりもいかに数値が小さくないかという部分をチェックしましょう。また、通信は昼12時台が最大ピークなので、12時台の速度を見るのも大切です。
表からわかるのは、QUモバイルとLINEモバイルの速度がダントツということです。速度第一で格安SIMを選ぶならこの2社から選びたいですね。この数値はdocomoやauと比べても遜色無い速度なので、速度面でのストレスは感じないはずです!
速度で選ぶなら、避けたほうがいいMVNOランキング
【第1位】楽天モバイル
楽天モバイルは以前、速度テストにおいての不正が発覚しました。速度テストの時だけ高い数値が出るよう細工し、実際はもっと遅いという工作を行っていたのです。
この件以来、個人的な楽天モバイルの信用は0になりました。他のほとんどの格安SIMが正々堂々勝負し、速度アップのためにいろんな施策を行っている中で、こういったユーザーを騙すやり方は許されません。
楽天モバイルは以前にも、次々と回線を買い替え、契約時期によっては粗悪な回線を掴まされたユーザーが発生したりと、何かと悪目立ちが多いです。
もちろん、安さやポイントサービスでのメリットは大きく人気もあります。ただ、当たり外れの大きさや、今後に対する不安感を考えると、少なくとも速度に関してオススメできるとは私は言えません。
【第2位】OCNモバイルONE
OCNは、知名度が高く、ユーザー数も多いですが、そのせいもあってか、とにかく遅いです。また、そのような状態がすっと続いており、いつ改善されるのかもわからない状況です。
会社としては、決して悪くないのですが、なんというか、地味です。価格やサービス面に関しても、特に他社に勝る部分が見当たらないため、敢えてOCNを選ぶ必要性は無いかと思われます。
【第3位】BIGLOBE
BIGLOBEは、昼以外はそこそこ速いので、オススメできるMVNOのひとつです。ただ、最近の昼の遅さはかなり致命的です。
あとは、OCN同様個性に欠けます。最近になって運営に力を入れてきているので今後どうなるかによって評価が変わるかもしれません。
まとめ
通信速度をとにかく重視して格安SIMを選びたいなら、答えは割とシンプルです。値段を惜しまず高速を追求したいならUQモバイル、コスパを重視しつつ最大速度を追求したいならLINEモバイルを選べば間違いないのではないでしょうか。
速度以外も合わせて総合的に選ぶなら、mineoも有力候補です。ぜひ自分にぴったりの格安SIMを見つけてくださいね!